URIHO導入で明確な与信判断基準が出来ました。
株式会社エフテック 代表取締役:森 孝司 様
「千葉ものづくり認定製品」に選ばれた洗浄装置の開発
事業内容について教えてください。
森社長
事業用トラックの法令点検や一般整備、環境維持システムメンテナンスなどを行ってます。
弊社の一番の強みは、一般的な整備・点検だけでなく他社では作れないような装置の開発・製造を行っている点です。
地球温暖化の対策として、車両に装着されている排出ガス対策装置があるのですが、この装置がエラーになると修復するのに高額な値段がかかってしまうという課題があります。我々はその課題に着目して、「高額な修理ではなく洗浄という技術で再生することはできないだろうか?」 というコンセプトのもと、DPRアクティブマシーンというマフラー洗浄装置を開発・製造し、特許を取得しました。マフラーを新車基準値に戻せるほどの特殊な洗浄装置です。
この洗浄装置が評価され、千葉県の「千葉ものづくり認定製品」として認定されました。
どんな立派な会社でもどうなるか分からない時代
URIHOを導入したきっかけは何ですか?
秋元様
これまで会社全体で十数年近く焦げ付きなど無かったのですが、数年前にある取引先の倒産がありまして、それが大きなきっかけです。
森社長
自社で毎月ABC分析を実施して、取引先の異常はないか色々な情報や変化を見ていました。その情報を社内で共有して「あの会社は少し気を付けよう」とか、「この会社は大丈夫だね」、「この会社は伸ばそうか」など議論して与信管理をしていました。
秋元様
先ほどお伝えした、倒産した取引先に関しても事前に兆候があったので、色々とやり取りをしていたのですがその最中に倒産してしまって痛手を受けてしまったということもありまして、会社として何か対策をしようということになりました。
森社長
新規取引の際も、調査会社を使っていろいろと取引先のことを調べてはいましたが、どんな立派な構えをしている会社でも今の時代はどうなるか分からないため、判断材料が少ない中で与信判断をするのは難しいと感じました。そんな中、何か良い方法は無いかと調ベていたらURIHOに辿り着きました。
もし、調査会社等に頼んで徹底的に調べたとしてもそれなりにコストはかかります。調査は出来ても保証まではカバーしていないので、弊社にはURIHOのような売掛保証の方が合ってるよねということになり、URIHOを導入しました。
保証だけでなく与信判断も含めてURIHOを活用
URIHOを導入して変わったことはありますか?
秋元様
明確な与信判断基準が出来ました。ある取引先に対して200万で保証申込をして、URIHOからの審査結果が100万となったとしても、弊社としてはその審査結果を受けた上で、その取引先との取引金額を一定レベルに制限するか、もしくは取引をやめるかなどの判断ができるようなりました。保証だけでなく与信判断の部分も含めてURIHOを使わせてもらっているので、非常に助かっています。
森社長
URIHOがあるから何もしなくてもいいやではなく、URIHOを使っている上で自社でリスク回避をきちんとやるべきだと思っています。入金状況等の情報を社内で共有して、社内の危機管理体制を組織として作ることが大切ですので。
他社が作っていないような装置をどんどん作りたい
今後の展望を教えてください。
森社長
この会社を次の世代に継承していくために、会社として何を柱に事業を発展させられるかと考えたのですが、整備需要が成熟しているので整備事業だけで生き残っていくのは難しいと思っております。これまで整備等のサービスで生きてきた弊社ですが、ゆくゆくは業態を少しずつシフトして整備受注と生産の比率を落として、若い社員には他社が作っていないような装置などを作っていくことに力を注いでいってほしいと考えています。
5年で売上を倍にしたいと考えているのですが、売上を倍にしていくには今の敷地の中では製造スペースなどが足りないので、既に1万平米の土地を買っています。
秋元様
最後に要望なのですが、弊社はもうすぐ年商5億円を超えるので、年商5億以上の企業向けのプランもぜひ作って欲しいです(笑)。
※2020年にプラン体系の変更を行い、全ての企業が利用いただけるようになりました。
Profile
- 会社名
- 株式会社エフテック
- 部署・役職
- 代表取締役
- 担当者名
- 森 孝司 様
- 住所
- 〒284-0008 千葉県四街道市鹿放ケ丘582-1
- 事業内容
- 事業用トラックの法令点検及び一般整備、環境維持システムメンテナンスなど
- URL
- http://e-ftec.com/